あすなろの実

学び場もいがいとおもしろかったりしますよ!どうぞ見ていってください。

指導法

やり直しをしましょうと言いますけど‥やりたくないのが本音かも 

間違えたところをやり直しをしたら、力がつくのにどうしてやり直しをしないの?と子に言いますけど、本来私たち大人も含めて、やり直しに対してはどうなんでしょ? 教師を辞め、家庭教師を二年間やりました。数十件の家庭に入りました。ほとんどの小学生がい…

もしかしたら~。知らないことに飛びこもう。

前回のトムラウシ登山のつながりです 助かった方と亡くなった方の違いの一つに雨具の下にダウンやフリースを着ていたかどうかがあるそうです。日本は重ね着の概念があまりないそうです。 外着一つで雨風を防いだり、防寒をするものだという思い込みがありま…

マネジメント能力だよ!と子に言おう

マネジメント能力とは、物事を取り仕切って運営管理する能力とあります。 例えば、中学校3年生にもなれば、進路に向けて何の教科をどれくらいやるかのマネジメント能力が必要になってくるのではないでしょうか。 逆に受験のプレッシャーがかかってくると、…

人に寄り添うのか、突き放し見るのか。

最近、人に寄り添う記事ばかり書いているので、私が良い教育者と誤解されそうで事実とは少し違うので、そのことについて少し書かせてください。 m(__)m 今でも迷うのは、子(人)と関わるときに寄り添うのか、突き放すのかということです。 教員になりたての…

~だからこその生き方

同和教育(人権教育)を前回書いたのでそれに関わって、これだけは補足しておかなくてはということを。 m(__)m この方のように、正直でセンスの良い方の方が、人権教育の専門家で、例えば人の気持ちになって考えようという人よりも もしかしたら、前を切りひ…

子の見とり。見とりって何??

中学教師になってしばらく経った、あるクラスでのことです。 担任をしているクラスに朝入って行きました。クラスの生徒が立ちます。子たちの顔を見ます。朝の挨拶をします。着席をします。 その日、ある女生徒A子の顔を見て、私は動揺しました。A子は目、顔…

弱みは強み

私が小学校低学年のときに、母が私の担任の先生に『息子が学校の帰り道にいじめられて困っている』と相談をしたようです。 その後にその担任の先生が私に 『○○君。あまりお母さんに心配をかけるなよ!』という一言で終わりました。 なぜか、私は覚えているん…

学力をあげたい。どうしたら良いか 3

トムソーヤのペンキ塗り トムソーヤの冒険の中に、ペンキ塗りのお話しがあります。 いたずらの罰として、トムは土曜日の朝なのにペンキ塗りをさせられるはめになりました。そんなトムをからかいに友だちが何人かやってきました。トムはとっさに素敵なアイデ…

子に言うことを聞かせたい どうしたら良いか 3

この話は、私が生意気盛りな時期の先生だったときです。 中学3年生の10月頃は、文化祭もおわり部活動もおわり、勉強一色になりがちな時期です。その頃から、集中して授業に取り組む子がいる一方で遅刻、欠席する子、体調を崩す子も出てくる傾向があります…

学力をあげたい。どうしたら良いか 2

ズバリ言います。学力をあげるためには、答を教えないことです。 本来お子さんは、『考えることが好き』なんです。幼稚園で、先生がお子さんを集合させるときに、『集まって~!』と言っても、なかなか来ない子は必ずいます。 しかし『これは何かな?』と先…

子に言うことを聞かせたい どうしたら良いか 2

これも、自分が教師初任の一年目のときです。 教師一年目のときに初任者研修というものがあって、ある養護学校に見学、体験に行ったんです。 知的障害の子が多かったと思います。 教師一年目の若者30人くらいが、いきなり教室に入ってくる。 子たちがワ~…

学力をあげたい。どうしたら良いか 1

こちらも、直接的で打算的ですが、シリーズで書きたいと思います。 まずは、小学校一年生の就学前で、やっておきたいことです。 中学生のときに、何回か研究をしたことがあります。 その地区の予算をあげて、学習する場所もつくり、他手厚い援助もしている。…

子に言うことを聞かせたい どうしたら良いか 1

直接的で打算的にも思えるタイトルですよね。 しかし日常のなかで、お子さんを相手にして余裕がなくなる。頼むから言うことを聞いてくれと思うこともしばしば。それほど、大人側も余裕がないときも多いですよね。 私の経験から、何回かに分けて書いてみたい…

多面性、多様性

主にアジアが好きで韓国、中国、台湾、インドネシア、ベトナム、カンボジア、タイ、インドなどに行きました。 新婚旅行にインドに行きたいと言うと大反対され、頓挫。 カンボジアに家族で行ったときに、まわり方々からなぜ?と聞かれてう~んなぜなんだろう?…

少年Aとのつきあい

前回の嘘をつくことに関連してです。 自分の昔話です。重たくなってしまいます。 数年前に私が担任をしていた学年の同窓会があった。私は遠方であったので、お便りと写真だけで、申し訳なかったが参加できなかった。 その同窓会の後に、幹事さんが集合写真を…

嘘をつく

まず、私も嘘をつく子でした。 あるとき厳しい父から、ここに座れ!と言って問い詰められました。 おもわず『友だちが‥』と友だちのせいにしてしまいました。 今でも、そのときのザラザラとしたものが胸のなかにあります。 嘘つきは、弱さです。 弱さですか…

家で何をすれば良いの?

前回書いて、『家では、そんな教材ないわ。どうしたら良いの?』 と言われていそうなので‥ 今思いつくままに書いてみます m(__)m 家庭学習は、ある意味小学生の方が中学生よりたいへん 中学は、もしかしたら予習は、塾でやってくれるかもしれない 家庭学習は…

算数は、どうやって教えたらよいの?

すみません。思いつくままに。 高校時代に、なべつく先生のあすなろ数学という問題集で勉強した ことを思い出して、ネットで検索をかけてみたら、たくさんありました。 なべつく先生のおかげで、数学が好きになりました‥、人生が変わった、大学に合格できた‥…

子の発案することは、できるだけかなえよう!    成就感から自信へ

『子の発案することは、できるだけかなえよう』努力目標になってしまいますが なぜなら、子の成長の機会を、摘み取りたくない その思いです。 あすなろスクールでは、子が発案してお菓子パーティーがあります。新しい子が入ってきたタイミングが多いです。子…

楽しそうなふりをしよう!

小学生の先生とおつきあいするでしょ。過去一緒に授業研究させてもらうと、中学校とのギャップを感じるときもあります。一番が、小学校の先生は『どうやって、子たちが楽しくなる授業を仕組むか』が大きいなあと。中学校は、『いかに学習内容を身につけさせ…